![]() 完投勝利・一二三(東海大相模) 臼田、貴重な同点HR、逆転で東海大相模が準決勝へ!! 第40回記念明治神宮記念大会高校の部3日目のこの日、準々決勝東海大相模対 高岡商業 の試合が神宮第2球場第1試合で行われた。 1回戦を7-0、8回コールドで東北地区代表 秋田商業 に勝ち2回戦に勝ち上がってきた北信越の 高岡商業 。今大会4年ぶり3回目の出場、1回戦での勝利は神宮大会での初勝利となった。今年の夏活躍したバッテリーがそのまま残り神宮大会に乗り込んできた 高岡商業 。エース鍋田君が一回戦8回被安打2の完封、内野守備陣も要所でファインプレーを連発し試合後半に 秋田商業 の好投手片岡君を攻略した。外角の制球力が安定、生命線の鍋田君、東海大相模の強力打線に対し、スピードを殺した大きなカーブを低めに集め打者のタイミングをはずし、思い切って内角をつけるかがポイントと見られた。 高岡商業 は、一回戦で見せたような堅守で流れを呼び込みチャンスを確実にものにしたい。 対する関東地区代表東海大相模は3年ぶり8回目の出場。エース一二三君の投打に渡る活躍、自慢の強力打線で関東を制し神宮大会に進出。今大会の初戦となるこの日の 高岡商業 戦、1回戦で好投した鍋田君の低めの変化球をいかに見極め攻略してゆくのかが注目された。 東海大相模は予想通りエースの一二三君、 高岡商業 は一回戦好投したエース鍋田君ではなく背番号10の新堂君が先発し試合開始。 その裏高岡商業の攻撃、1番柴田君が四球を選び出塁、盗塁をしかけた際東海大相模に二つのまずい守備があり一気にホームをつきすかさず同点に。2回表東海大相模の攻撃をしのいだ高岡商業新堂君であったが、3回表からエースの鍋田君がマウンドに。東海大相模3番田中君4番福山君に連続安打を許しピンチを迎えるが鍋田君も気迫の投球で乗り切り東海大相模に試合の主導権を渡さない。すると打線も応え3回裏、8番山道君がヒットで出塁、2死3塁から2番村田君に逆転タイムリーが飛び出し2-1と高岡商業が1点をリードした。試合の流れを確実につかみたい高岡商業、続く4回裏も東海大相模エースの一二三君を攻め立て1死満塁と大チャンスを迎えるが、このチャンスをダブルプレーで逃した。 ピンチの後には好機あり、点差を1で序盤の試合を作ったエース一二三君。打線もこれに応え5回表2番臼田君にレフトスタンドに運ぶ同点ホームランが生まれると一気に試合の流れは東海大相模に傾いた。続く6回表2死1.2塁から9番黒川君に逆転タイムリーが飛び出し逆転、3-2とした。7回表にも4番福山君、5番染谷君がタイムリーを放ち2点追加の5-2、高岡商業の好投手鍋田君を攻め立てた。 立ち上がり不安定な投球をみせていた東海大相模一二三君であったが、打線の援護もあり尻上がりに調子をあげ最終回の9回も三者連続三振を奪うなどの好投をみせこのまま 高岡商業 に勝利した。東海大相模は明日の準々決勝で 帝京 と対戦する。 試合の流れをつかみたいところだった4回のチャンスをものにできなかったのが最後まで響いた 高岡商業 。惜しくも敗戦となったが、今年の夏から主戦を務めてきたエース鍋田君とキャッチャー松嶋君のバッテリーにとってこの日東海大相模打線に立ち向かった経験は、来春の選抜大会にむけていい経験になったように思う。敗戦を糧にして更なる飛躍を期待したい。 (文・撮影=国吉辰一)
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